11月6日(木)TOHOシネマズ 六本木ヒルズにて「第20回難民映画祭」のオープニング上映イベントが行われました。オープニング作品として、命がけで戦火を逃れた5人が語るスーダンの記憶をテーマにしたドキュメンタリー作品『ハルツーム』を上映。さらにMIYAVIさん、石原さとみさん、紗栄子さんが登壇するトークイベントも行われました。
同映画祭では世界中から収集し選定した珠玉の9作品(日本初公開の6作品を含む)の上映が行われます。
前半のトークイベントでは、日本人初のUNHCR親善大使として、世界の難民支援の現場を訪問し、故郷を追われた人たちの声を届け続けるアーティストMIYAVIさんと、一般社団法人Think The DAYの代表理事を務め、実業家・モデルとしても活躍されている紗栄子さんが登壇し、紛争や迫害で故郷を追われる人々が増え続けている世界と、そして人々を支えていく力について語りました。
MIYAVIさん はUNHCRの親善大使になったきっかけや、世界各地で差別や分断が広がっていることへの個人的な想いを述べた後
「映画を通じて、僕たちも難民の方々が実際に経験している厳しい状況を知ることができる。こういう映画祭のような場を設けることで、難民問題に関心を寄せて支援をしていく人たちが集まり、一つになれる。そういう意味でも貴重な機会だと思いますし、映画、アートの力を使ってもっと広げていければ」
と語りました。紗栄子さんは支援活動を継続されてきた想いや、Think The DAYを立ち上げたきっかけについて話した後
「自分が実際、支援活動に携わって、少しでもその支援の輪が広がるように発信することや、家庭の会話の中で子どもたちと話してみることが、その先の未来につながっていく小さくて大きなアクションなのではないかなと思っています」と語っていました。
『ハルツーム』上映後には、石原さとみさんが登壇、MIYAVIさんとともに、映画を通じて共感を広げていくことについて語りました。
石原さんは、今回初めて難民映画祭に参加した理由として
「自分の子どもたちが世界中の問題に対して自分事として捉えて思いを馳せるような人になってほしいと考えたときに、まずは二人の親である私自身が変わらなければいけないと気づかされました。その時、今回の難民映画祭のお話をいただいて、本当に大変に光栄に思い、参加させていただきました」と話しました。
<開催概要>
【オンライン開催】 2025年11月6日(木)~12月7日(日)
【劇場開催(4回)】東京:11月6日(木)TOHOシネマズ 六本木ヒルズ
大阪:11月13日(木)TOHOシネマズ なんば
東京:12月2日(火)・3日(水)イタリア文化会館
<上映作品>
世界中から収集し選定した9作品(日本初公開の6作品を含む)は、難民となった人たちの、困難を力強く生き抜く姿に焦点をあてた珠玉の作品です。
【対象年齢】中学生以上
★参加方法など、詳細は下記の公式サイトから
「第20 回難民映画祭2025」公式ウェブページ
https://www.japanforunhcr.org/how-to-help/rff
※劇場開催(東京・大阪)は、先着順で、定員に達し次第締め切ります。
※お申し込みいただける方は日本在住の方に限ります。
【主催】特定非営利活動法人 国連UNHCR協会
【協力】国連難民高等弁務官(UNHCR)駐日事務所
【パートナー】独立行政法人 国際協力機構(JICA)
【後援】一般財団法人 自治体国際化協会(CLAIR)
【特別協賛】キヤノン株式会社、株式会社MIYOSHI、株式会社ユニクロ
【協賛】株式会社Ambee、ソニーグループ株式会社、東宝株式会社、TOHOシネマズ株式会社、
TOHOマーケティング株式会社、日本映像翻訳アカデミー株式会社、株式会社富士メガネ、
株式会社LIVE BOARD
【字幕制作協力】日本映像翻訳アカデミー株式会社
【プロジェクト協力】イタリア文化会館、オクノテ、Peatix Japan株式会社、株式会社フェイス
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