池袋シアターグリーンBox in Boxシアターにて、
5月15日(日)まで上演されている
舞台『女医レイカ ~心の声がきこえますか~』に主演している
半井小絵さんにインタビュー!
気象予報士としても活動されている半井さんは
これが舞台では初主演となります。
半井さんが演じるのは、「アイスドール」のあだ名をもつ
クールビューティーの心療科医師・氷室レイカ。
そんな彼女が心を病んだ人々を救う姿が描かれていきます。
Q /この作品のみどころについて
半井/この2年くらい、コロナ禍で簡単に人と会えないなかで、やはり人と人との関係がとても大切だと分かってきた時代だと思います。特にこの作品の中で(演出の)小堀さんが描かれたかったのは親子だったり、夫婦だったりといった家族の愛。(漫画の原作を)剣名先生が書かれたのは30年前なんですけれど、いまも変わらず大切なことが描かれていると思います。テーマは愛です。
Q /初めての主演ということについて
半井/有難いということだけですね。舞台は出てくる人すべてでつくっているものなので、どんな役をするときでも心掛けていることは同じなんです。でもやっぱり今回は最初から最後までずっと出続けなので、皆に助けてもらいながら、やらせてもらっています。
Q /気象予報士としても活躍されていますが、今後は舞台が中心になるのでしょうか?
半井/気象予報士はライフワークとしてやっていまして、いまも気象と防災の講演というのをやっております。2015年から劇団で修業をして、いま舞台や映画などに出ているということなので、いまなら「女優で気象予報士の半井」、気象の仕事をするときは「気象予報士で女優の半井」っていうことで(笑)
Q / 氷室レイカを演じる上で、力を入れたポイントはありますか?
半井/お話をいただいたときから剣名先生の作品をすべて何十回と読みなおしました。ただ漫画というところから人間が演じるという部分では、漫画のレイカそのままということにはならないんですよね。ですから原作・総合監督の剣名先生や演出の小堀さんと相談をしながら、私なりのレイカというのを考えてつくってまいりました。
Q/ 「アイスドール」と呼ばれるレイカと、ご自身に共通点はありますか?
半井/「アイスドール」という冷たい印象があるレイカなんですけど、心は本当に優しいんですよね。じゃ私が優しいかっていうと、それ自分のことになっちゃうんですけど(笑)実はレイカも心傷ついて、ああいう感じの笑えない人物になっているので、心はとても温かい方なんです。作品からそれを伝えたいですね…。そこに30年前とも変わらない家族の愛や夫婦の愛を描いていて、この時代だからこそ、コロナ禍だからこそ、見直さなくてはいけない作品だと私は思っております。
■概要
舞台『女医レイカ~心の声がきこえますか~』
公演期間:2022年5月11日(水)~5月15日(日)
会場:池袋 シアターグリーン BOXinBOX THEATER
https://theater-green.com/20220511-2/
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