3月15日、都内にてドキュメンタリー映画 「ホワイトハンドコーラスNIPPON Freude!よろこびの歌」 完成発表記者会見が行われました。
一般財団法人さわかみ財団と一般社団法人El Sistema Connectによって制作されたこの作品は、視覚や聴覚に障がいを抱えた子どもたちや障がいを持たない子たちが音楽に親しみ、活動を共にするインクルーシブ楽団、ホワイトハンドコーラスNIPPONの活動を記録したものです。
ホワイトハンドコーラスNIPPONは合唱の声隊ともうひとつ、手話言語をベースに歌詞を「手歌」で歌うサイン隊の二つの部隊で編成されています。
本作は、ドイツ語の発音もままならなかった彼らがプロのオーケストラと「第九」を共演するに至るまで、その稽古現場を3カ月に渡り撮影取材したという感動のドキュメンタリー作品です。
会見では、最初にこの作品のダイジェスト版が上映され、エグゼクティブプロデューサーの一般財団法人さわかみ財団代表理事・澤上篤人さんの挨拶につづき、ソプラノ歌手でありエルシステマ・コネクト代表として子供たちの指導にあたるコロンえりかさん、この映画の制作ディレクターの池田圭佑さんのトークセッションが行われました。
3月30日(木)に、としま区民センター多目的ホールで行われる上映会を皮切りに、自主上映という形で作品を公開していくそうです。
また、4月20日にはDVDも発売予定で、通常版に加えて手話通訳ワイプ入りのバリアフリー版の2枚組となります。
◆上映会情報
日程 2023年3月30日(木) 19:00~21:10
会場 としま区民センター多目的ホール
チケット(Peatix)http://freude-thewhitehandschorus.peatix.com/
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